饒舌な茶碗 《oshaberi-cup》
ひねもすのたり のたり…日々の暮らし。 定職につけない遠距離介護中。 能天気なプチ持病持ち日記♪
「拙政園」のすぐ南に、同じく世界遺産の庭園「獅子林」もあったようだ。
行きたかったが、今回は日帰り観光。あまり時間がとれない。
博物館で時間をとりすぎたな…。
昼となり昼食難民になるのが嫌であきらめて移動。
停まっているタクシーをのぞくと、椅子を倒して休憩中。
「観前街?」と1聞くと100元という。
おいっ高くないか!!!???…。
そもそも行く気がないらしい。ものすごく面倒くさそうな対応。
なんだか乗る気が失せるが、他にタクシーも見当たらない。
予定にはなかったが「平江路」を通って「観前街」までのんびりと歩くことにする。▶経路
◆平江路(ピンジャンルー)
蘇州の中で、最も昔の街の佇まいが保存されている歴史文化街区。
石畳の道に沿って運河が続きます。
途中、おしゃれなカフェや露店などもありまして、
「蘇州名物」の文字と温かそうな菓子が目に入り購入。
値段を聞いたら「25元」という…。
なんだか高い気が…観光地価格なのかすごくボラた気分でもあるが…まあ、いいか…。
次回からは、先に値段を聞いてから購入を検討することにしよう…。
(なんだかぼーっとしてて、聞くの忘れてたよ…。)
もちっとした、甘味少な目の蒸しパンのような…。
口のなかで「ぺたっ」とする(笑)。
人気の観光地とのことですが、時期のせいなのかそれほどの人出でもなくのんびり散策できました。
結構な距離(2.5kmくらい)を歩きまして、「観前街」に到着~。
お疲れ様ってところです。
◆ 観前街(グアンチェンジエ)
蘇州で一番の繁華街の観前街。
蘇州の名物料理の中に「松鼠桂魚」というものがあるらしい。
ここまで歩いてきた理由は、老舗のお店に行くことが目的なのだ。
予定外の散策で昼食が少し遅れましたが…いざっ。
●松鶴楼菜館(観前店)
蘇州料理の老舗、松鶴楼菜館。
蘇州名物の松鼠桂魚(桂魚の丸揚げ甘酢あんかけ)を食べてみようということで…
ジャジャーン………
…ビ、ビジュアルが…
…ギョ・ギョ・魚~な見た目(笑)
結構なお値段(218元)でしたが、名物ということで食べてみました。
2人でたべるには、ちと大きいのよね…
これだけで、お腹一杯な感じ。
清の乾隆帝が蘇州来訪時に気に入られ名物料理になったと言われているらしい。
白身魚に甘酢あんかけのソース。
ケチャップ甘酢味…的な。(笑)
白身が淡泊なので、結構甘めのしっかり味が見た目よりも意外とおいしい。
青菜が欲しくて、メニューに写真付きで載っていたものを指差し注文。
全体的に少し甘めな味付けが、九州産狸にはあっている。
こちらは38元。
この青菜、おいしくて大満足していたが…。
会計の際に、レシートみて…
「蛙肉金花菜」
え゛…カエル肉…なのか???
なんか、やわらか食感の茶色の食べ物が入ってたんだよね…。
鶏肉?にしては、柔らかいような…???
食べている途中で白熊にきくと「厚揚げじゃない?」と言った。
なんか薄い皮があるような気がするんだよねぇと思ったので(気が付けよ!!)
レシートで物を確認したんだわよ…きゃー。
人生初の蛙を蘇州で食す…。ゲコゲコ…
観前街は、蘇州で一番賑やかな繁華街。
フツーに、日本にもあるメーカーのショップもたくさん。
通りも広くて、人も多くフツーにショッピング街の様相。ふぅん。
特に買い物をする気はないので、次の観光へ~。
◆七里山塘街(シャンタンジエ)
水路沿いに古い蘇州の街並みを再現してある歴史的景観保全地区。
蘇州の有名な観光スポットです。
「察院場駅」から地下鉄4号線で「蘇州駅」に戻り、地下鉄2号線に乗り換え1駅目の「山塘街駅」で下車。
駅から近いので、観光にはとても便利。
運河沿いに、石畳に風情のある石の橋。
そして昔の中国の建物が続く。
散策するのも楽しい~。
中のメインストリートには茶店や土産物店多が数あります。
後で知ったが、オンシーズン週末はとても大混雑するらしい。
冬だから?年末だから? そこまでの人出ではなく、のんびり。
博物館長居や、予定外の平江路散策もあり、
帰りの電車の時間があるので、もう別の場所を観光するのは難しい。
ここで、のんびり時間まで過ごすことにしました。
遊覧船に乗ってみたいと思ったが、客が全くいなくて出発する気配なし
とりあえず、山糖街をあちこち散策することにする。
▶山塘街地図
中途半端に時間があったので道路の反対側まで足を延ばしてみました。
道路下に歩行者用の通路が続いています。
道路の反対は、普通の生活圏なたたずまい。八百屋とか果物屋とか…。
これはこれで興味深かった。
狭い道を電動バイクがフツーに無音で走って来るので笑う。
(もう、危ないという感覚が多少マヒ???)
こちらは、外国人の観光客はあまりいない感じかな…。
足も疲れてきたので元に戻り、電車の時間までのんびりすることに。
水路沿いにカフェは少ない。ちょっと横道に入ったところにあるなんか面白い雰囲気のある「Coffee & Bar」を覗いていたら、声をかけられたので入ってしまう。
●「天上彩云堂」(日本語だと天上彩雲堂かな…)
表の水路沿いにも同じ名前のお店がありました。姉妹店かな?
店の雰囲気はいいのだが…。
頼んだコーヒーは味がインスタント?ミルクティは粉末のやつの味?がする。インスタントにしては高い価格(32元と35元)笑 違ってたらごめんなさいだが…。バーがメインなのかな?
トイレの場所が2Fのわかりにくい場所に有り。
紙に書いて場所を聞いたら、言葉では説明できないと思ったのか、親切に2階まで連れて行ってくれました。
珈琲と紅茶の味はいま1つでしたが(そこ重要な気もするが…)、
レトロな内装と流れている音楽はいい雰囲気。
表ではないけど水路が見える窓際でゆっくりできました。
文字がかかれた葉書が大量に張り付けてあったのも面白い。
壁に絵葉書の棚があったので皆ここで記入して貼っているのかな?
(帰りに山糖街入口付近で雰囲気のある伝統式カフェを見つけて「こちらに入りたかったぞ」と後悔をしましたが…笑。まあ、休憩できたのでよしとしましょう。)
日没で提灯のライトがありそうなので、早く日没を~と願っていたが、電車の時間が来ていまいタイムアップ。
夜景が素敵雰囲気なのに残念っっ。
日帰りで観光できなくはないが、夜景もみたかったので電車の時間を遅くするか1泊すればよかったと少々後悔。
5時過ぎに蘇州駅から上海駅に戻り、蘇州の日帰り旅の終了でございます。
ゆっくり散策するには日帰りはちょっと大変かもしれないと思います。
(旅行日:2018/12/25)
▶上海 蘇州日帰り旅行1
松鶴楼 観前店
住 所:江蘇省蘇州市観前街太監弄72号
営業時間:11:00~14:30 16:30~21:00 日曜営業
(営業時間・定休日は変更となる場合有)
◇平江路(ピンジャンルー)
アクセス:地下鉄1号線「相門」駅3号出口より徒歩4分。
◇山塘街(シャンタンジエ)
住 所:渡僧橋から望山橋までの運河沿いの路地
アクセス:地下鉄2号線「山塘街」駅3号出口より東に徒歩5分。