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饒舌な茶碗 《oshaberi-cup》

ひねもすのたり のたり…日々の暮らし。  定職につけない遠距離介護中。 能天気なプチ持病持ち日記♪

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旅行2日目。
午前中「田子坊 (ティェンヅファン)」に行きました。

地下鉄9号線「打浦橋」駅を下車し、1号出口から徒歩5分ほど。

1920年頃に誕生した上海特有の居住形式「里弄住宅」。
「里弄(リロン)」とは路地を指し、路地を含めて地区全体をそう呼ぶこともあるらしい。
日本的に言うと「長屋の集合体」ってところでしょうか。

建築様式は、これも上海独特の「石庫門(シークーメン)」。
アーチ型の石門、れんがの壁、瓦屋根が基本的な構造らしい。
(付け焼刃の知識emoji

30年ほど前にティアン・ジー・ファン(田子坊)という画家がここに住み始めてから、次第に新しい店が自然発生的に増えてきた空間。

古い街並みに、中国土産・おしゃれ雑貨・おしゃれなバーやカフェ・多国籍の食事処などが狭い空間にギュっemojiemojiemojiとある横丁みたいなところ。

泰康路(タイカンルー)沿いの入り口は大きく3つ。
メインは「田子坊 」と書かれた210弄のゲートだったのだが…
(駅を出て泰康路を右に向かって歩いて3つ目の門がメイン通りの入口。)

なにも考えず、駅から一番近い左=西側「平原坊」から入った。
最初からごちゃごちゃ感MAXで笑ってしまう。

なにしろ迷路みたいである。

店舗の入れ替わりが早いみたいで、ガイドブックで行きたい店をいくつかpick upして行ったが、その店が平気でいくつも無かったりする。

そんな訳で、ガイドブックの地図もあてになるのかいまひとつ不明。

歩いている途中に地図の看板もあるけど、これまたあてにならない感じ。
通路の番号も順番通りに並んでいないので余計分かりづらい。

ここはあきらめて方角のみの行き当たりばったり。
「白熊くん方位磁石」に頼るぱん狸である。

絵葉書を売っている可愛いお店を見つけました。
三生有信(サンシェンヨウシン)」。
南西のエリア辺りは、2人で歩いて丁度ぎりぎりの道幅(笑)

今回の旅で、はじめて食べ物以外の土産を購入~。

手書きイラストの絵葉書が色々ありました。

食い意地がはっているので、私は食べ物の絵ハガキです。emoji
白熊くんは、昔の上海美人の絵葉書を購入。(3元/1枚)

これも帰ってから知ったが、タイムカプセル郵便が出せる店だったらしい。
購入後、店内の1年後や2年後別に分かれているポストに投函。
海外でもOKみたい。本当に届くかどうかは不明だが…。emoji

さらに、白熊くんは切り絵のお店で「パンダ」のしおりを購入しておりました。(まあ、本好きですから…。)

メイン通りの奥から少し左に入った所にあるお茶屋さん「臻茶林(ゼンチャリン)」。

お店の中が2つに分かれていて、普通の中国茶を売っているエリアと、オリジナルハーブティーをカウンターで試飲と販売しているエリアに分かれていました。

いくつか試飲。
「西湖龍井」が高いので思案していたら白熊くんが自宅用と姉に土産のを購入してくれた。

ハーブティーのコーナーをチラ見してたら結構強引に試飲をすすめられて…、何杯飲んだやら(笑)。

すでに高いお茶を購入した後だったので、試飲のみで出てきました。
(先にこちらのコーナーに来てたら、申し訳なくて何か買ってしまっていたかも…の勢い(笑))

ただね、お茶は観光地で買うと高いです。(そりゃそーだけど。)
後で「天山茶城」に行けたので、ちょっと失敗だったかなぁと思いました。

おまけに、製造年月日はきちんと見ましょう。
日本も一緒だけど手前に古いお茶がおいてあり、賞味期限が間近なものを購入したことに帰ってから気が付いてかなりがっかり。emoji

「ハーブティーが好き」とか「お茶問屋にいく暇がない」や「お土産用にかわいい包装の物がほしい」というのであればここもありです。

パッケージ可愛いです。ハーブティーも充実していました。

また、茶器もおしゃれな物が揃えてありました。
後で調べたら「景徳鎮」の新進作家さんの茶器の取り扱いもあったとか。
なるほど、素敵でした。(私には高くて買えないがemoji

店内インテリアも素敵な雰囲気でした。
↓ 入口です。

ごちゃごちゃ歩きに疲れたら、一息つくにはいいかもです。

オーナーは日本人の方みたいです。
ブログにお店の写真がたくさん載っていました。
▶上海田子坊中国茶店 臻茶林 ブログ

「THE 観光地」でしたが、迷路のようなごちゃごちゃ感はなかなか珍しい。

上海は再開発がすすんでいて「石庫門」建築のリノベエリアがいくつかあるようですが、ここは自然発生的にお店が増えてきた関係で今だ長屋に暮らす住民もいて、比較的当時の面影が残っている所なんだそうです。

散策していてすごく楽しいのは間違いないです。おしゃれなお店もたくさんありました。

さーっと見るだけなら1時間もあれば十分雰囲気は楽しめるかも…。
逆にまったり、バーやカフェでくつろぐのもアリだと思います。
(休日は混むそうなので、そうもいかないのかな?)
パッと見るのもじっくり見るのも、どちらも有りな場所です。

日本のガイドブックには田子坊で載っていますが、地元の人は通りの名称の泰康路 (タイカンルー)と呼ぶのが一般的なんだそうです。
もし、タクシーで行かれる方は「泰康路210弄」と紙に書いて渡せばいいそうですよ。

ちなみに、私たちは豫園から地下鉄で行きました。
(豫园/10号線→老西门/8号線→陆家浜路/9号線→打浦桥)

(旅行日:2018/12/24)

住所:上海市黄浦区泰康路210弄
地下鉄最寄り駅:9号線 打浦桥駅1号出口
営業時間:道は常に開放。営業時間はお店による。
(カフェなどは8:00~0:00も有り。その他店舗10:00~19:00とか11:00~20:00とか…色々)

臻茶林(ゼンチャリン)
営業時間:10:00〜20:00
年中無休
住所:上海市泰康路210弄13号 (田子坊二井巷)

三生有信(サンシェンヨウシン)
住所:上海市泰康路260弄1号

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