饒舌な茶碗 《oshaberi-cup》
ひねもすのたり のたり…日々の暮らし。 定職につけない遠距離介護中。 能天気なプチ持病持ち日記♪
12時15分前である。
白熊は、とくに食べ物屋で並ぶのが大っきらい。
混む前に、昼食!!
昨日、ガイドブックで確認していた「レストラン源」に直行。
中尊寺の参道下ったところで、道路の向こうに新しい建物がみえてきます。
信号待ちしていて、右手の地味な場所に「弁慶のお墓」の看板をみつける。
がここは、まずは昼食。店の中に入る。
…あれ???
人いなーい…。
3テーブルほどしか、人が埋まっていないのは、
この際 気にしないことにして…。
ガイドブックで興味をそそられていた「平泉もち御膳」を注文。
注文後、白熊がトイレにいっている間に、早速運ばれて来る。
一瞬、量にびっくり…。
(小さい餅の集合体が来ると思ってたら、1つ1つの餅のサイズが普通だった。)
ウェイトレスさんから「食べ方」についてのレクチャーがはじまる。
そっか1600円もするんだから、この量は当たり前か…と気を取り直している間に
説明は始まる。
「お餅の食べ方に順番がございます。
左手前より「あんこ、しょうが、ずんだ、辛み、白ゴマ、最後に雑煮の順番で~………」
おーいっ。白熊くんっ早く戻ってきておくれ。
暑さで多少まいっている頭にインプットできないぞぉぉ。
2回聞きなおして、
「よしっ」と思っていたところに白熊戻る。
「えっとね~食べる順番があるんだって。あんこ、しょうが、ずんだ…なんだっけ…」
記憶力…想像以上にだめだった。
あわててメニューを見直すと、写真の下にどうやら順番通り書いてある。ああよかった。
が、白熊もその量にびっくりして私の説明なんぞ聞いていなかった。
「パン狸。これ食べられるの?」
作戦を練った。
1つずつ、間食していたら最後の「雑煮」まで到達出来そうにないので
1/2量ずつ食すことにする。
いざっ
まあ、とりあえずサラダを食してから…。
白熊。案の定「どれからだって??」
狸「あんこ!」
熊「甘いのから、食べるの?」
たしかに最初に甘いのから食べるというのは、予想外。
普通デザートじゃないのかとも思うが…。
レクチャーどぉり「あんこ」から取り組む。
美味しい。ちょうどいい甘さ。
もともと甘党のパン狸。
食事に甘い餅でも全然大丈夫だった
二椀目「しょうが」
これはしょうゆ味ですね。きのこ入ってます。
実は、九州産狸な私。
こちらの醤油は少し濃く感じるので、これはちょっと濃いかな~という感じ。
「ずんだ」美味しいっ。
「辛み」これはだいこんおろしとなめこですな。
甘いの間に、辛いのハーモニー。箸やすめ的にgood。
「白ゴマ」ゴマあんがクリーミーで甘くておいしい。
そして「雑煮」こちらも美味しい。
ということで、おしなべて「美味しい」だった。
でっ
おそるべしっ
2周目に突入してしまったのであった。
「しょうが」「辛み」以外 完食してしまい。
(結局甘いもの好き。きゃーっっっ体重計がぁこわいぃぃ。)
途中、男性4人組が、席についてから
「水きちゃったよ。どーする…。」といいつつ、結局店を出て行った。
たしかにね、料理の単価がどれも高い気がする。
・平泉もちご膳 1600円
・平泉そばご膳 1800円
・特選前沢牛ステーキどんぶり 3800円
・特選前沢牛冷ししゃぶ御膳 2300円
ランチだって
・いわて黄金ランチ 1800円
・海の黄金ランチ 1800円
飲み物とアルコールは普通な単価な気もしたが
単品料理がないんだよね。
だから、人が少ないのか???
ただ、予約1名と隣のテーブルにおいてあるのは、不思議。1名って???
値段は、観光地価格なんだろうなと納得し、
パン狸夫婦は、餅が美味しかったのと、色々な味が楽しめたので
満足して店を後にしました。
(後で知ったのだが、この建物「平泉レストハウス」というものらしく、
1Fに単品料理の少しリーズナブル食堂と土産物店があったみたいです。
ついでに「無料駐車場」も…あれぇぇ。そうだったんだ
ご参考まで。平泉レストハウス)
『世界遺産・東北旅/その1』仙台「牛たん炭焼 利久」
『世界遺産・東北旅/その2』「中尊寺」
『世界遺産・東北旅/その4』「弁慶のお墓」
『世界遺産・東北旅/その5』「毛越寺(もうつうじ)」
『世界遺産・東北旅/その5おまけ』「平泉町・超小型車を無料貸し出し」
『世界遺産もとい!日本百景・東北旅/その6』「厳美渓」
『世界遺産もとい!日本三景・東北旅/その7』「松島」
『食い気の旅へ・東北旅/その8』トロゆでたんがうまい!「炭焼牛たん東山」
『世界 遺産・東北旅/その9』「白河の関」
『日本三名瀑・東北旅帰り/その10』茨城「袋田の滝」
お土産の話「ずんだもち」「くるみゆべし」「生クリーム大福」